挑戦状ーアスベスト編 2017:08:24:10:56:09
2017.08.24 【挑戦状】
「緊急速報!」
アスベストの110番開設!!
以前の今日の国実でもご案内いたしました「アスベスト」。
アスベストの取り扱いについてくどくどと書かせていただきました。
一時、その危険性について世間を騒がせたアスベスト。
すっかり記憶の隅に追いやられ、ひっそりと眠っていた「静かな時限爆弾」が
また目を覚ましつつあるというではありませんか!
アスベストは戦後の高度成長期に大量に輸入され、主に建設資材に使われました。
耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ、安価であるため、
「奇跡の鉱物」として重宝され、建設資材はもちろん、電気製品、自動車、家庭用品等、
様々な用途に広く使用されてきました。
しかし、飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入することで肺癌や中皮腫を誘因することで
大きな問題となり、1975年に使用が禁止されました。
しかし・・・それらの建物が50年と時とともに老朽化し、建て壊しの時期になりました。
突きつけられた挑戦状。
そうです。またアスベストとの戦いが始まります。
国実でもこれまで数え切れないほどのアスベスト含有建材の解体を行ってきました。
その処理方法は法律で定められており、近隣の住民の皆様はもちろん、輸送の際にまで細心の注意を払います。
★ アスベスト含有建材の処理工程
1. 屋根材を壊すことなく、欠片が跳ばないようやさしくやさしく降ろし、
ブルーシートに包みます。
2. ブルーシートで包んだアスベスト含有建材を専門処理業者が専用の袋へ移し替えます。
3. 全体を包んだらコンテナに入れ処分場へ運搬します。ここまでくるととてつもなく危険なものが屋根・壁に使用されていたことがお分かり頂けると思います。
国実では、このように法律で定められた工程で女性に接するように、優しく丁寧にアスベスト含有建材を処理しながら改修工事を行っています。その施工事例をいくつかご紹介します。
1.O様邸倉庫
お宅に隣接した倉庫の改修工事です。
アスベスト含有の屋根は壊さず、優しく解体しそっと下に降ろします。
お家のすぐ側ということもあり、職人さんも慎重です。
屋根、壁とも綺麗に生まれ変わりました。
もう安心です。
2.M様邸倉庫
住居に隣接する倉庫です。見るからに怪しいです。
屋根を剥がしてみると、ザ・アスベストです。
安全で、外観も美しい倉庫になりました。
3.Y様邸倉庫
こちらも同じく住居と隣接した車庫の改修です。
壁、屋根を慎重に剥がし、骨組みだけの状態に。
壁、屋根を張り替えました。
4.アスベスト含有の屋根改修
こちらお宅の屋根はコロニアルというアスベスト含有の屋根材でできていました。
住居ということもあり、屋根を剥がすわけにはいきません。
この場合、上にコンパネを張り、その上に4-1ルーフという
屋根材を張りました。
あなたの家の近くに灰色の波板で、表面が毛羽立っている屋根や壁はありませんか?
もしかしてうちの屋根もアスベスト屋根材?なんていう心配はありませんか?
アスベスト含有建材は、色々な処理方法がございます。
国実アスベストポリスに一度ご相談ください!
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