国実分校イベント&補修工事あれこれ その20 2017:11:02:10:51:57
2017.11.02 【今日の国実】
気持ちの良いお天気が続いていますね。
今回の今日の国実は10月に開催されました国実分校イベント報告から!
「ワインの会」
10月21日に開催されました第3回ワインの会。
今回はきたやつハムのウインナーとソーセージの合うワインを堪能しました。
「サックス・ギター演奏会」
28日の土曜の夜は井出直広さんと佐藤孝宏さんによるサックス・ギター演奏会。
秋の夜長をサックスとギターの音色で楽しみました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
続いてはいつもの補修工事あれこれです。
「台風の爪痕」
相次いだ台風が過ぎ、秋晴れの中あちこちの紅葉が見事です。
先日の台風ではリンゴや生花に大きな被害が出ましたが、近所の田畑でもはぜ掛けが倒れたりビニールハウスが吹っ飛んだりと大変でした・・・。
こちらの田んぼでは農機具置き場が煽られ、分解し、隣の田んぼまで飛ばされていました。
すっかり形を無くしてしまったこれらを撤去し、新しい農機具置き場を作ることになりました。
「止水栓」
止水栓というものをご存知ですか?
止水といえば・・・
・・・ではありません。
止水栓とはコチラ
この「止水栓」、あちこちのお宅で忘れられ、中には数年土に埋まっているなんていうお宅もあるんです。
これは市の所有する水道の本管から各家庭へと水道を引く際の最初の元栓です。
滅多に、いや万が一にくらいしか使われることがないためその存在すら忘れ去られ、
こちらのお宅では長年アスファルトの下に埋まっていました。
舗装工事のため、数年ぶりに掘り起こされた止水栓は中まで土で埋まっていたため、
新しいものに取り替え、万が一の時に備えスペースを確保しました。
築年数の長いお宅の6割ほどでこの止水栓は埋まってしまっているそうです。
アスファルトやコンクリート舗装をする際には十分注意してくださいね。
止水栓が見つからないため、本管を止めることになりご近所一帯が断水、
なんてことになりかねないのです。
考えただけでも恐ろしいです。
「井戸水ポンプ」
お洗濯や屋外トイレ、散水にまだまだ活用されている井戸水。
こちらのお宅でもこの井戸水ポンプはまだまだ現役!
井戸水を引き上げて水道まで運ぶ井戸水ポンプは井戸の傍の地中に
穴が掘られたポンプ用スペースに収められています。
ポンプの中には水がたまるため、寒冷地では確実に凍結します。
ポンプ用スペースに断熱用の電球をつけたりするのですが、
こちらの井戸は水量が豊富で、ポンプ用スペースの水位まで上がってしまい、
機械が錆びてしまうというのがお悩みでした。
そこでポンプを外に出し、ポンプ用スペースを埋めました。
さて久しぶりに日の目を見たこちらのポンプ、冬に備えて職人さんが断熱ポンプ小屋を作ります。
井戸にまつわる知恵袋
◇その壱
井戸は昔から神が宿ると信じられ、
井戸で亡くなった被害者の霊がいるとも言われています。
井戸と言えば貞子、簡単に埋めて良い気はしませんよね。
お祓いをお願いする場合もありますが、
埋める際には「梅と葦」を井戸に入れる風習があるそうです。
「梅とよし」→「うめてよし」→「埋めて良し」。
昔の人の発想はとても律儀というか、深いです。
◇その弐
佐久地域でも下水道の整備されていない山間地で多い、合併浄化槽。
この浄化槽で浄化された排水をどこに流すか、という工事にも井戸は深く関係しているんです。
近くに川があれば良いですが、そうでない場合はトレンチという穴の空いたパイプを張り、徐々に地中に染み込ませるという方法が取られます。
地中に水が染み込んでいくため、地域によって差はありますが、
既存の井戸から30m〜50m離れていないといけない、という規定があります。
井戸水はこうして守られているんですね。
冬に備えて防寒、凍結対策が必要な時期になりましたね。
我が家には15度以下になると寒くて死んでしまうハムスターがいるため、
冬中、室温管理というまさに生きるか死ぬかの油断を許さぬ責務を負っています。
一時の不注意で、凍っちゃった!破裂しちゃった!死んじゃった!という結果になりかねません。皆様も早め早めの対策を!
ちなみに国子は10月からスタッドレスタイヤを履いています・・・。
国子