特集記事!「とにかく暖がいい・・・7つの対策」 2017:12:03:00:00:00
2017.12.03 【特集記事】
冬の入浴注意!
ヒートショック死亡者は交通事故の4倍・・・
入浴中事故死の9割は高齢者・・・
さあ! 今日からできる7つの対策!
寒い日々が続きます。寒さで縮こまった体をほぐすには、なんといってもお風呂です。
ここで、お風呂について、7つの質問をします。
① お風呂場や脱衣所、居間に比べて寒いんだよね・・
でも、脱ぐのは一瞬だし、すぐに湯船につかればいいから、ちょっと我慢しよう
② まだ誰も入っていない一番風呂が好き。入るときに浴室は寒いけど、
そのうち暖かくなるだろう
③ お風呂の温度は熱いに限る!
④ 晩酌の後、ほろ酔い気分で風呂に入るのが好き
⑤ 夕飯の後、すぐに風呂に入る習慣だ
⑥ 家族が寝静まった静かな時に風呂に入る
⑦ 寝る前だし、お風呂に入った後も水分は控えよう
いくつ当てはまったでしょうか。
実は、当てはまった数が多いほど、「ヒートショック」の危険性が高まります。
ヒートショックとは、温かい部屋から寒い部屋への移動などによる、急激な温度変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけにして起こる健康障害です。身近に潜む死亡要因の一つになっており、家庭内で高齢者が死亡する原因の4分の1がヒートショックに関係しているといわれています。
ヒートショックを予防するために、家庭でも今日からできる工夫があります。
① 脱衣所やトイレに暖房器具を設置する
冷え込みやすい脱衣所やトイレを温め、居間との温度差をなくしましょう。
ヒーターなど、すぐに暖まるものがおすすめです。場所が狭くなる!という時には、壁掛け式のものも販売されています。
② 浴室を暖めておく
脱衣所が暖められていても、裸になって入る浴室が冷えたままでは、効果は半減します。
お風呂を沸かすときにふたを開けておいたり、シャワーを活用してお湯張りをしたりすることで、浴室を暖めることができます。
お風呂が多少暖まっているので、一番風呂を避けることもおすすめです。
③ お湯の温度を38~41度にする
熱いお風呂がお好きな方もいるかとは思いますが、シャワーや浴槽の温度が高いと、入浴後の体温と、浴室・脱衣所の温度差が大きくなるため危険です。温度差を小さくするためにも、お湯の温度は41度以下に設定しておくことがおすすめです。
④ 飲酒時には入浴しない
食後一時間以内や、飲食後は血圧が下がりやすくなっています。もし、食後・飲酒後に入浴する場合は、1~3時間程度、間を置きましょう。
⑤ 夕食前・日没前に入浴する
⑥ 家族がいる時に入浴する
できるだけ家族がいる時間にお風呂に入るようにし、入浴前は入浴することを知らせてから入るようにしましょう。
一人暮らしの方や、家族と時間を合わせるのが難しい方は、公衆浴場や銭湯など、人の目があるところで入浴するのも一つの方法です。
⑦ 入浴前後にコップ一杯の水
体内の水分が不足すると高血圧になりやすいので、入浴前後に水分補給をすることをお勧めします。ミネラルの多い「麦茶」を飲むこともおすすめです。
いかがでしょうか。
国実では、暖房器具の設置や脱衣所の断熱など設備の面で、皆様の暮らしをお手伝いいたします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。