補修工事あれこれ その30 はぜかけ小屋 モルタル骨材 土蔵改修 2018:11:08:22:05:33
2018.11.08 【今日の国実】
「朝の風景」
11月に入り朝晩すっかり寒くなりました。
高台にある国実分校からの朝の風景です。
霧もやの上に山々が顔を出すなんとも幻想的な景色はまるで水彩画のようです。
「モルタル骨材入り拭き取り仕上げ」
コンクリートじゃ味気ないし、タイルだとしつこいし、天然石はちょっと高い...
玄関先などの敷石は見た目も大事なので悩むところですよね。
こちらはモルタルに石を混ぜて上部を研ぎ出した「モルタル骨材入り拭き取り仕上げ」で佐久市の中澤左官さんによるもの。
まだ27才という若さでありながら全国技能五輪で金賞を受賞した敏腕左官さんです。
安価で品の良いものをという過酷な条件に創意と工夫で応えた左官屋さんの技術の賜物です。
「五層ガラス」
テクノロジーの塊ともいえるなんと五層ガラスのサッシです。
断熱性を追求した日本の窓はどこまで厚くなるのでしょうか...
ただ、機密性の高さから高冷地ではガラスが割れてしまう...という課題も残されています。
さらに窓の厚さに比例して開け閉めする相当の腕力も必要になるため筋トレという課題も出てくるかもしれません。
政府が2020年までに標準的な住宅にすると目標を掲げている「ZEH」。
「創エネ・省エネ・高断熱」住宅で消費エネルギーを減らし、
なんなら自分で電力をつくり、地球への環境負荷を低減しようという取り組みが始まっています。
世界基準のドイツと比較するとまだまだ足元にも及ばないという日本の省エネ住宅。
試行段階ではありますが、遠くない将来木製の玄関ドアや木製サッシが標準という時代がくるでしょう。
「25年ぶりの」
真新しいはぜかけ小屋。(またははぜ小屋というのだそう)
今ははぜかけをする農家さんも少なくなり、このはぜかけ小屋も撤去される一方。
そんな中、25年ぶりにはぜかけ小屋を作って欲しいとの依頼がありました!
鉄骨屋さんもその作り方も忘れてしまいそうなはぜかけ小屋。
いつまでもはぜかけをしたおいしいお米を作ってほしいです。
「りんごの里から」
古民家改修もいよいよ大詰めとなり壁に大きなステンドガラスが入りました。
イメージはやはりリンゴでしょうか。
完成が楽しみです。
「土蔵改修」
こちらも佳境に入りました土蔵の改修工事。
紅葉と秋の空に真っ白い壁が美しいです。
「西妻神の家」
もうすぐ全貌がお披露目されます。
■国実分校イベント■
「選べるマッサージ×ヘルシーランチ」
日時:11月27〜28日 am10:00~ / am12:00~ / pm2:00~
場所:国実分校 カフェスペース
ciel etoileシエル エトワールさんによるアロマテラピーとタイ式マッサージが
ランチとハーブティーがついてお得にお楽しみいただけます。
アロマテラピーにはいい香りでなんだかリラックスする、という気分的なものはもちろんですが精油の香りが大脳辺縁系という脳の一部に作用し、精神の緊張緩和や体調を整えるという効果があります。
日頃がんばっている自分へのご褒美にいかがでしょうか。
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