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今日の国実

100歳まで住まう家 2019:02:20:20:27:13

      「100歳まで住まう家」

       


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      人生100年という言葉を耳にすることが多くなりました。
      長生きしたい、という希望もこめた表現ですが、現実的に80、90歳は当たり前の社会になるのではないでしょうか。
      しかし、「健康な」長寿でなければ意味がありません。


      そんな高齢化社会に向けて最近見直されているのが健康を維持するための住まい環境です。

      住宅内で不慮の事故でなくなる方は交通事故でなくなる方の2.6倍の年間13000人!
      いかに事故を防ぎ、環境に配慮した住まいが大切かがわかります。


      5つの環境要素(温度、光、風、空気、動線)を見直すことが長寿社会への第一歩となるかと思います。

      健康長寿に向けて大いなる決断をしたおばあちゃんの事例です。



      Hさん(85歳)
      佐久市在住
      モルタル2階建
      築40年


      =POINT=

       

      *  2階建てを平屋へ減築
      *  既存の仏壇を魂抜きをし、リビングスペースに場所を取らない壁掛けに。
        ヒノキ材を使用し扉は和紙を貼った落ち着いた仕上がりに。
      *  キッチンは対面、調理器具はIHを使用。幅を小さめにして横に収納を作りました。
      *  クローゼットは奥行きを洋服がかかる程度に狭くし、空間スペースを広くしました。
         布団はたくさんいらいので、奥行き三尺の押入れは一箇所に。
      *  玄関サッシ、掃き出しサッシは再利用。ホールと寝室の壁は漆喰に仕上げました。
      *  お風呂はヒートショックを防ぐ浴室暖房。
        ランニングコストを考えて5回路にわけて各部屋に床暖を設置しました。



      日々不便を感じていた古い家屋も安心、安全な家になりました。

      詳しくはコチラ↓
      国実通信129号 掲載






      祖父の家には昔ながらの落ちたらただではすまない程の急な階段があり、
      これまでよく誰も落ちたことがないものだと思うのですが、急だからこそ人は落ちないように
      一歩一歩気をつけるものなんですね。
      それに対して実家は270度回転する比較的安全な階段なのですが、この階段から転げ落ちたことは一度や二度ではありません。
      「安全そうに見えて気を抜く階段」が一番危険なのではと後頭部で痛感しました。


      国子

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