解体工事・出窓・外壁・屋根・エアコン 2019:10:30:08:32:03
2019.10.30 【今日の国実】
「解体が進んで...」 ...いなかったお宅の解体作業が再開しました。
作業途中に台風19号に遭い、解体予定のブロック塀の3分の2が流されました。
川の近くで地盤も緩み、心配な中ですが遅れを取り戻すべく慎重に作業を進めています。
「出窓から掃き出し窓へ」 出窓を掃き出し窓へ改修する工事を行いました。
Before
After
窓の大きさが変わることで、お部屋の使い道がぐんと変わります。
「外壁塗装、屋根のカバー工法工事が始まりました」 外壁と屋根のリフォームが始まりました。
綺麗に見える外壁ですが、よく見てみるとあちこちのシーリング部分にヒビが入っていました。
シーリングは外壁の素材の間を埋める部分で、劣化に加え外壁の動きに耐えられなくなりヒビが入ってしまうということが起こります。
ヒビの入ってしまった箇所にはシーリングの打ち替え、打ち増しで補強します。
そして屋根のカバー工法です。
カバー工法は既存の屋根に防水紙を貼り、新しい屋根を被せるという工法です。
屋根をすべて剥がす必要もなく、外観を大きく変えずに行えるリフォームです。
ただ、屋根のカバー工法は、既存の屋根材が腐る前でないと施工が出来ません。既存屋根材が腐ってしまっては「葺き替え」という道しか残されていません。この度の台風で雨漏りなどの被害がありご心配なお宅は、そうなる前に一度ご相談ください。
「台風被害」 過日の台風19号の被害で多かったのが「雨漏り」です。
屋根から漏れる雨漏りに加え、強い横殴りの雨で普段雨が入るような場所ではないところからも雨が入り雨漏りが起こったお宅もありました。
加えて床下、床上浸水、畳の張替えなど...
修理に飛んでいきたい気持ちは山々なのですが、依頼が多すぎて対応しきれないのが現状です。
逸る気持ちを抑えつつ、順次修理にお伺いいたします。
また、土砂崩れも心配ですが、まずは生活環境が第一です。
生活に直結しない危険箇所の工事はどうしても後回しになってしまいます。
そういう場所にはくれぐれも近づかないようにご注意ください。
「エアコン取り付け工事」 冬に備え、エアコンの取り付け工事依頼が殺到しています。
昨年の記録的な寒さの影響を受け、寒冷地対応のエアコンに替える工事依頼がとても増えています。
...ただ、今回の台風で痛感したように、停電になると使えないというのが問題です...
災害時にはガスコンロを準備したりタンクに水を確保したり、できる限りの備えは必要ですが、ここで忘れてはならないのが「下水」です。
下水管が被害を受けてしまった地域では、どれだけ水を確保してもガスコンロで料理をしたくても、水を使うことができません。
文明の利器に頼りすぎている生活を再度見直さなくてはならない時代でもあるのかもしれません。
先日お伺いした、県外から佐久に移住されてきたお客様に、
「災害の少ない佐久市民の方は防災意識が薄い」とご指摘をいただきました。
今回の台風は、たいしたことにはならないだろうといった甘さは捨て、「命を守る」ことを最優先に行動しなければならないのだと改めて感じた出来事でした。
現在の国実の工事は被害に遭われたお宅の「生活環境の復旧」が第一優先です。
ますます人手が足りず、皆様にはご不便をおかけしております。
どうぞご理解、ご容赦ください。
つい先日も佐久市内では節水に協力してくださいといった放送が流れました。
佐久市の下水処理場が台風で浸水し、汚水の処理に支障が出ています。
一人あたり1日に使う水の量はなんと239リットル。
節水方法はこまめに水を止める、洗い物は汚れを拭き取ってから洗う、洗濯の回数を減らすなど。
トイレは毎回流さない、といった節水にはやはり抵抗がありますが、私たち一人一人にできることはまだまだありそうです。
水道の蛇口をひねる度にこの水の行先を心に留めていなければ、と手抜き料理ばかりが頭に浮かぶ国子です。
国子