アーカイブ (2023年4月)
2023.04.26 【今日の国実】
4月22日(土)に開催したDIY教室(クロス貼り)の様子をお見せします。
都会から移住してきたお客様、H様のご厚意でご自宅を会場に使わせていただきました。H様ご本人もDIYに関心があり、ご自身で好みの壁紙を貼ったりしています。
今までのDIY教室とは一味違い、職人さん指導の下、H様のお宅の壁に実際にクロスを貼るという超実践的内容です。作った作品を持ち帰るだけのDIY教室でなく、職人の仕事に関心を持つ人を少しでも増やしたいと考え、開催に踏み切りました。
参加してくださった方たちは、ご自宅の修繕に役立つのではないかと申し込んでくださったそうです。
内容は以下の通りです。
・クロス貼り前の下地のパテ塗(解説)
・クロスの切り方(解説)
・ボンドの塗り方(実践)
・クロスの貼り方(実践)
職人さんの手際の良さに見とれつつも、たくさんの質問に答えていただきました。
テクニックに関してはもちろんですが、多かったのは『道具』に関する質問!
皆さん、必要な道具がどこに売っているのか、ホームセンターで売っているような物で足りるのかがイメージしづらいようです。
おすすめの種類や購入場所を教えていただきました。
今回のDIY教室の最大の成果は、プロの技術を目の当たりにして、目指したい仕上がりを知れたことではないでしょうか。目標なしに挑戦するより、とてもやりやすくなったと思います。
私たちが「割とうまくできたんじゃない?」と思っても比べれば仕上がりには歴然の差がありました。
継ぎ目の見えない綺麗な壁は、職人さんの経験と丁寧な作業があってこそだった訳ですね。
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H様のようにご自宅を会場としてお貸ししてくださる方を探しています。DIYに挑戦したいけど自分では自信がない、という方がいらっしゃったら人手を確保するチャンスです!
ご連絡お待ちしています。
次回の開催日は決まり次第、当ホームページやインスタグラム、国実通信にてお知らせいたします。
国子
2023.04.24 【今日の国実】
今回のどうする家保(いえやす)は浴室に関してお届けします。
テレビや雑誌で「芸能人の自宅大公開」という特集を見かけたことがあるかと思います。
そして特に取り上げられるのは、お風呂ではないでしょうか。どんなこだわりがあって、そしてどれだけ大きいのか......。
けれど、逆に『お風呂が小さい場合、どんなメリットがあるのか』について考えたことはありますか?
お風呂掃除はかがむ姿勢が多いため、長時間行うと腰やひざに負担がかかります。
また、光熱費が嵩めばお財布にも負担がかかりますし、水やエネルギーをいたずらに使うのは、環境にも負担がかかりますよね。
今後この家を守っていく娘さんが少しでも楽になるように、というお母様の思いやりです。
狭い浴室を広くする方はいても、浴室を小さくする方は今回初めてのケースです。
こういった生活の転換点はいつ来るのかとアンテナを張っていた国実ですが、とうとう大きな曲がり角に到達した感じがします。
時代は「シンプルに」から「コンパクトに」
へと変わりつつあるのでしょうか。
国子
2023.04.19 【今日の国実】
足場と建物は、「水と魚」「花と蝶」のように、切っても切れない関係です。高い場所で作業をする際に職人の安全を確保することはもちろん、上から掛けるメッシュシートは埃などが飛散しないようにガードし、ご近所さんが干す洗濯物や通行している人に付着することを防ぎます。また、解体中、家の見られたくない部分を見られないようにする目隠しの役割も果たしているのです。工事が完了するまで、一言も文句を言わずに寄り添います。私も自分の大切な人にとって、こんな存在でありたいものです。
国子
2023.04.17 【今日の国実】
空き家再生ファイルNo.6が始動しています。今回は娘さん夫婦の為に断熱工事を伴う、70坪近い家のリノベーションを希望されるD様のご依頼です。
工事の際、駐車スペースを確保できるかどうかはとても重要です。通常の作業中は職人の車が1台停まる程度ですが、完工間近になると内装、設備、クリーニングなどのために車が4~5台も停まることもあるからです。
今回駐車させてもらうのは奥様が10年以上手入れをされている、大切なイチゴと野菜の畑。赤い囲いは朗らかな畑にはそぐわないですが、作業中に思い入れのある畑を踏み荒らさないための大切な準備です。
国実では『どうする家保』と銘打ち、放置されてしまう空き家や居住者がいなくなってしまう物件を、1軒でも生き返らせようと取り組んでいます。今回も誠心誠意、快適に暮らすお手伝いをさせていただきます。
次回は足場組みの様子をお伝え致します。
2023.04.13 【特集記事】
~~空き家を賃貸に!~~
空き家をリフォームし、賃貸物件として貸し出そうとお考えのH様。
こちらの築80年の住宅の1階部分を賃貸物件として使用できるようにリフォームいたしました。入居者が心地よく過ごせるよう、大家のH様本人の採算に合うように原価を把握しながら、要望を取り入れています。コストダウンの為に、図面の黄色部分をリフォームし、図面の灰色の部分は既存のまま残しています。
台所や浴室、洗面所などの生活に重要な水回りも一新!一箇所に集約し、設備工事のコストと省エネを考慮し間取りを設計いたしました。
①キッチンは幅1900mm。換気扇は暖かさ優先でシロッコファン(大家様の要望)。
②お手洗いの様子です。便座は暖房便座。
③洗面台と脱衣所の様子です。
④浴室の様子です。窓は敢えて設けておりません。
⑤玄関横の井戸は埋め立て、ブロック塀は壊して駐車スペースを確保。
⑥リビングとキッチンの建具は引き分け戸となっており、冬は閉めておけば各部屋ごとに暖がとれます。
⑦ダイニングからリビング、寝室を見通した様子です。クッションフロアーを使用しております。
⑧寝室には暖かみのある無垢材を使用しました。今回は国実から破格の値段で提供しております。縁側は傷もつきにくく水にも強いWPC床材を使用しました。
写真に写っている建具たちは元からあったものを修繕しクリーニングしたものを再利用しました(建具18本のうち新規のものは1本のみ。残りはすべて既存のものです)。
(入居してくれる方が8年くらいは住んでくれればありがたいなぁ......)
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今回の記事は昨今増えている空き家を活用する手段の一つをお見せしました。人がいなくなってしまった家が形を変え、また新たな人を受け入れることができたら、とても素敵ですよね♪私も是非そんな家に住んでみたいです。
国子
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