2023.04.13 【特集記事】
~~空き家を賃貸に!~~
空き家をリフォームし、賃貸物件として貸し出そうとお考えのH様。
こちらの築80年の住宅の1階部分を賃貸物件として使用できるようにリフォームいたしました。入居者が心地よく過ごせるよう、大家のH様本人の採算に合うように原価を把握しながら、要望を取り入れています。コストダウンの為に、図面の黄色部分をリフォームし、図面の灰色の部分は既存のまま残しています。
台所や浴室、洗面所などの生活に重要な水回りも一新!一箇所に集約し、設備工事のコストと省エネを考慮し間取りを設計いたしました。
①キッチンは幅1900mm。換気扇は暖かさ優先でシロッコファン(大家様の要望)。
②お手洗いの様子です。便座は暖房便座。
③洗面台と脱衣所の様子です。
④浴室の様子です。窓は敢えて設けておりません。
⑤玄関横の井戸は埋め立て、ブロック塀は壊して駐車スペースを確保。
⑥リビングとキッチンの建具は引き分け戸となっており、冬は閉めておけば各部屋ごとに暖がとれます。
⑦ダイニングからリビング、寝室を見通した様子です。クッションフロアーを使用しております。
⑧寝室には暖かみのある無垢材を使用しました。今回は国実から破格の値段で提供しております。縁側は傷もつきにくく水にも強いWPC床材を使用しました。
写真に写っている建具たちは元からあったものを修繕しクリーニングしたものを再利用しました(建具18本のうち新規のものは1本のみ。残りはすべて既存のものです)。
(入居してくれる方が8年くらいは住んでくれればありがたいなぁ......)
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今回の記事は昨今増えている空き家を活用する手段の一つをお見せしました。人がいなくなってしまった家が形を変え、また新たな人を受け入れることができたら、とても素敵ですよね♪私も是非そんな家に住んでみたいです。
国子
2017.08.24 【挑戦状】
「緊急速報!」
アスベストの110番開設!!
以前の今日の国実でもご案内いたしました「アスベスト」。
アスベストの取り扱いについてくどくどと書かせていただきました。
一時、その危険性について世間を騒がせたアスベスト。
すっかり記憶の隅に追いやられ、ひっそりと眠っていた「静かな時限爆弾」が
また目を覚ましつつあるというではありませんか!
アスベストは戦後の高度成長期に大量に輸入され、主に建設資材に使われました。
耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ、安価であるため、
「奇跡の鉱物」として重宝され、建設資材はもちろん、電気製品、自動車、家庭用品等、
様々な用途に広く使用されてきました。
しかし、飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入することで肺癌や中皮腫を誘因することで
大きな問題となり、1975年に使用が禁止されました。
しかし・・・それらの建物が50年と時とともに老朽化し、建て壊しの時期になりました。
突きつけられた挑戦状。
そうです。またアスベストとの戦いが始まります。
国実でもこれまで数え切れないほどのアスベスト含有建材の解体を行ってきました。
その処理方法は法律で定められており、近隣の住民の皆様はもちろん、輸送の際にまで細心の注意を払います。
★ アスベスト含有建材の処理工程
1. 屋根材を壊すことなく、欠片が跳ばないようやさしくやさしく降ろし、
ブルーシートに包みます。
2. ブルーシートで包んだアスベスト含有建材を専門処理業者が専用の袋へ移し替えます。
3. 全体を包んだらコンテナに入れ処分場へ運搬します。ここまでくるととてつもなく危険なものが屋根・壁に使用されていたことがお分かり頂けると思います。
国実では、このように法律で定められた工程で女性に接するように、優しく丁寧にアスベスト含有建材を処理しながら改修工事を行っています。その施工事例をいくつかご紹介します。
1.O様邸倉庫
お宅に隣接した倉庫の改修工事です。
アスベスト含有の屋根は壊さず、優しく解体しそっと下に降ろします。
お家のすぐ側ということもあり、職人さんも慎重です。
屋根、壁とも綺麗に生まれ変わりました。
もう安心です。
2.M様邸倉庫
住居に隣接する倉庫です。見るからに怪しいです。
屋根を剥がしてみると、ザ・アスベストです。
安全で、外観も美しい倉庫になりました。
3.Y様邸倉庫
こちらも同じく住居と隣接した車庫の改修です。
壁、屋根を慎重に剥がし、骨組みだけの状態に。
壁、屋根を張り替えました。
4.アスベスト含有の屋根改修
こちらお宅の屋根はコロニアルというアスベスト含有の屋根材でできていました。
住居ということもあり、屋根を剥がすわけにはいきません。
この場合、上にコンパネを張り、その上に4-1ルーフという
屋根材を張りました。
あなたの家の近くに灰色の波板で、表面が毛羽立っている屋根や壁はありませんか?
もしかしてうちの屋根もアスベスト屋根材?なんていう心配はありませんか?
アスベスト含有建材は、色々な処理方法がございます。
国実アスベストポリスに一度ご相談ください!
9月下旬まで「現場点検見積キャンペーン」実施中です!!
挑戦状ー窯編 2017:08:23:14:25:38
2017.08.23 【挑戦状】
陶芸窯への挑戦状
ご依頼主は陶芸40年のY様。
どうしても電気、ガス、灯油の窯では本来の色が出ない!ということで
日本中の窯を調べ上げ、たどり着いたのは「京都」。
窯の持ち主をお100度参りして、ついに窯の図面をいただきました!!
Y様が何度となく京都に通いつめていただいた図面を掲載するわけには参りません...
こちらでご容赦ください。
窯といえばピザでしょ、程度の知識しかない国子にとって
陶芸は窯の中の空気の流れや燃焼する際の酸素量、さらには物質そのものの持つ酸素量まで
計算され焼き上げられるものなのだそうです。
そんなY様の第2の人生ともいえるこの陶芸窯作りの基礎工事と煙突の依頼をいただきました。
受けて立つ!!!